シン認知症ケア7原則〜一瞬一瞬が 幸せなら、それでいいよ〜【in帯広】

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講師 小林 敏志 (宅老所はいこんちょ 代表) 41歳、長野県栄村出身、介護福祉士。宇都宮短期大学人間福祉学部卒業後、長野県の老健と特養で介護職として10年間生活リハビリを実践。オムツ外し、個浴入浴、口から食べ続ける食事、趣味楽しみ生きがいでその人らしい生活を諦めない介護を在宅介護で実践するために独立。平成26年4月1日に奥さんの実家がある栃木県鹿沼市で「宅老所はいこんちょ」を開設。令和3年9月に「第2宅老所はいこんちょ」を開設。令和6年4月に定員20名の通所介護「宅老所はいこんちょ」へ変更。小規模有料老人ホームはいこんちょ開設。ディズニーツアー、夜型地域サロンよなよな、ヤムヤムサロン、自費訪問介護など保険外の活動にも力を入れている。認知症介護を中心に施設・地域・学校で研修講演多数。令和6年度高校家庭科教科書の介助技術が掲載。家族は妻と息子3人。好きな場所はキッチンとお風呂とトイレ。

【日 時】2024年9月14日(土)13:30~16:30(受付12:30~)
【会 場】帯広コア専門学校
     北海道帯広市西11条南41丁目3−5
【アクセス】◉「帯広駅」バスターミナルから約20分。「帯広コア専門学校前」下車
      ◉校舎前に駐車場 約100台有り
【募集人数】120名
【受講料】 3,000円(税込)学生1,000円
 ■お得な参加費 早期割! 8月13日までのお申込みで おひとり様2,000円!
【呼びかけ人】後藤 じゅん子
【主催】ホッカイドウ地域けあ研究会
【協賛】 帯広コア専門学校
【後援】 一般社団法人考える杖
【申込先】くるんば
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【講義内容】
しそうな介護にはワケがある。
 PTの三好春樹さんの著書『認知症介護』(円窓社)の中に、「認知症介護7原則」という箇所があります。僕はそこに影響を受け介護をしてきました。そこから僕なりにアレンジしたこともあり、「シン(=新)」の文字をつけ加え、「シン認知症ケア7原則」としました。この7つの原則を活用すると、認知症のお年寄りはイキイキしてきます。それどころか家族も介護負担が減ります。その様子を見て介護職もイキイキしてしまいます。
 全国の介護現場の6割以上が人員不足です。人員不足の理由は2つありますが1つは低賃金です。せめて公務員並みにしないといけないと思います。ただ僕的にはもし賃金改善したとしても、このままでは介護の担い手は減る一方だと思っています。その理由が2つ目、「介護職が楽しそうじゃないから」ということです。これが一番重要です。
 介護って奥が深くてめちゃくちゃおもしろい仕事です。だから介護職がその面白さを感じ、もっと楽しみを言語化し、社会へ発信しないといけない、そう思っています。介護を受ける人も介護をする人も、介護関係者なら誰しもが知っておいた方が良い「認知症ケアの7原則」という武器を北海道の皆さんに配りたい。
 介護に大切なのは原理原則と即興力です。基礎と応用を身につけて認知症の世界を一緒に泳ぎましょう。当日会場でお会いできるのを楽しみにしています。

【呼びかけ人】後藤 じゅん子

日本人が一番なりたくない病気が認知症と言われています。わからないからこそ恐ろしい。身近な人が認知症になるとうろたえ、時に残酷なことも考えてしまいます。けれども認知症の理解を深めることで、むしろその人とともにいる時間を、幸せなものとして感じることができるのではないでしょうか。今回は栃木県鹿沼市にて、魅力ある認知症ケアの実践をされている小林敏志さんをお呼びしての講演会です。皆さんと一緒に、認知症への不安をときほぐしていければ幸いです。

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帯広コア専門学校
北海道帯広市西11条南41丁目3−5